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WTI原油 87.74を支えて反発。レンジを上に抜けてきたか

87.74と日足の上昇トレンドラインを支えに反発。94ドル前後のレンジ抜けと、直近の中東情勢・備蓄放出を確認する。

WTI原油 87.74を支えて反発。レンジを上に抜けてきたか
長期シナリオの分析チャート

前回は87.74を守れるか、割れて78ドル台へ向かうかを見ていました。

関連資料:前回の記事・87.74の攻防 ↗

その後の原油は、日足の上昇トレンドライン付近でサポートされて反発。今回のチャートでは94.60付近まで戻し、直近のレンジを上に抜けてきたように見えます。

前回警戒していた下落よりも、上昇再開の可能性が見えてきた形ですね。ただ、画像の右端の日足はまだ確定前。まずはレンジの上で終われるか、その後も抜けたあたりをサポートにできるかを見ていきたいです。

直近のファンダメンタルでは、中東の供給不安が再び意識されています。10月13日には、サウジ主導の連合軍によるイエメンの燃料施設などへの空爆が報じられました。攻撃の応酬が続いていて、原油を安定して運べるのかという不安は残っています。

関連資料:AP通信・10月13日 ↗

一方、IEAは10月7日、すでに約束していた備蓄放出を前倒しし、軽油の供給を優先する方針を示しています。これは価格を抑える材料ですが、新たに同じ規模の放出を上乗せする話とは区別したいところです。

関連資料:Reuters・10月7日 ↗

前回も書きましたが、備蓄を出すことと、安心して供給できる状態に戻ることは別の話。足元では、その供給不安がまた買いにつながっているようです。

関連資料:OANDA・10月13日市況 ↗

チャートに引いた上側の目安は103〜104ドル付近。ここへ向けて上昇を続けられるか、まずは今回のレンジ抜けが本物かを見ています。

逆に、すぐレンジの中へ戻るなら、まだもみ合いが続く可能性もあります。87.74と日足の上昇トレンドラインは、引き続き大事な支えです。

今のところは、トレンドラインを支えに上へ動き始めたように見えます。このまま上昇につながるのか。抜けたあとの値動きに注目です。

2026年10月14日時点。価格水準は提供されたUSOILの日足チャートに基づきます。チャート:Traders_Channel_/TradingView。表紙は記事テーマに合わせたイメージイラストです。

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