イオン 上昇分が行ってこい。買い戻しは反発を見てから
三尊の値幅をほぼ下げたイオン。再び安値を更新する中、赤い長期トレンドラインと直近高値1,481円に注目。決算と反発を確認し、買い戻しを考える。

イオンは2,900円台で三尊を形成したあと、大きく下落。2025年あたりからの上昇を、ほぼ丸ごと打ち消す「行ってこい」になりました。
上昇の背景には、ツルハとの再編や株式分割への期待があり、2025年10月の好決算、11月に発表された月次売上の改善も重なりました。
ただ、3,000円を目前に買いが一巡。自分は、高値圏での利確や、期待していた材料が実現に近づいたことによる「材料出尽くし」もあったのではないかと見ています。その後は、増益でも市場の期待に届かない決算が売り材料になりました。
関連資料:2026年1月・決算への市場の反応 ↗
今のチャートを見ると、三尊の高さに相当する値幅を、ほぼ下げたように見えます。三尊が機能した形ですね。ただ、値幅の目安に届いたからといって、底打ちしたとは限りません。
注目しているのは、赤い長期の上昇トレンドラインです。
過去にも高値更新後の調整で、このライン付近から反発し、次の上昇につながった場面がありました。今回も支えられるのか、それとも下に抜けてしまうのか。ここは見ておきたいところです。
自分は2014年からイオンを100株だけ保有していました。1株を3株にする分割のあと、2,700円付近で200株を利確。その後、1,400円付近で100株を買い戻したのですが、そこからも下落が続いています。買い戻すのが少し早かったですね。
業績は、国内スーパーの厳しさが気になる一方、ベトナムの小売やモールは好調。中国も小売は苦戦していますが、モール事業は利益を伸ばしています。海外まで全部悪いわけではないところは、押さえておきたいです。
関連資料:イオン・2027年2月期第1四半期決算説明資料 ↗
まずは、2026年10月13日発表予定の決算を確認します。
関連資料:イオン公式IR・決算発表予定 ↗
ただ、直近では再び安値を更新しています。まだ下落が続きそうな形に見えるので、今の段階で買い向かうのは難しいと感じています。
逆に、ここから切り返して今回の安値更新を否定し、直近高値の1,481円を上抜けてくれば、上昇に転換する可能性が高まると見ています。
決算を確認して、株価にも反発が出るなら、もう100株の買い戻しを考えたいです。そのうえで、赤いトレンドラインがサポートとして機能するか、下に抜けるかを見ながら、損切りするかも判断していきます。
長く持っている銘柄ですが、下がったからといって急いで買う必要はありません。今回は、反発を確認してから動きたいと思っています。
2026年10月12日時点の相場観。銘柄:イオン(8267)、週足、価格は円。チャート内の矢印は想定シナリオです。チャート:Traders_Channel_/TradingView。