WTI原油 相場分析
全時間足で方向感が混在。88.060の支持と91.555~91.430の維持、93.680の突破を確認します。
テクニカル分析
4H終値91.110はEMA5付近、EMA25・50・200下で方向が混在。88.060の維持、91.555~91.430の回復・支持化、上では20本高値93.680の突破に注目です。
■ 時間足の整理
・週足:終値92.410はEMA25(86.140)・EMA50(81.253)・EMA200(74.947)の上、EMA5(93.417)の下です。高値109.470→93.500と切り下げ、安値67.040→74.240と切り上げておりRANGEです。RSI14は54.4です。
・日足:終値91.110はEMA50(90.206)・EMA200(82.961)の上、EMA5(91.767)・EMA25(92.724)の下です。高値106.750から反落後、安値88.060へ20日安値を更新しましたが主要EMAを挟むためRANGEです。RSI14は47.4です。
・4H:終値91.110はEMA5(91.152)付近、EMA25(91.555)・EMA50(92.383)・EMA200(91.430)の下です。高値96.540→94.740→93.680、安値91.250→88.580→88.060と切り下げた一方、主要EMAが近接しているためRANGEです。RSI14は47.9です。
■ 全体シナリオ
・88.060を維持し、91.555~91.430を回復・支持化できるか確認します。
・上では92.383、次に93.680、96.540の突破を確認します。
・88.060を日足終値で割る場合はRANGE下方拡大として再評価します。88ドル台の複数安値は水準が揃わず、ダブルボトムとは断定しません。
ファンダメンタル分析
EIAは米原油在庫0.9百万バレル増、製品在庫減を報告。IEAの供給障害・世界在庫減は支援材料ですが、需要減予測とOPEC+の10月生産据え置きが相反します。
EIAの9月30日公表週報では、9月25日終了週の米商業原油在庫は前週比0.9百万バレル増の427.3百万バレル。一方、ガソリンは1.7百万バレル、留出油は2.3百万バレル減り、製品需給は引き締まりました。
IEAの9月報告は、8月の世界生産が前月比日量160万バレル減、世界在庫が95百万バレル減る一方、2026年需要は日量250万バレル減ると予測しました。EIAも中東の輸出制約で年末まで在庫減が続くとみています。OPEC+主要7か国は10月の必要生産量を9月水準で据え置き。供給制約・在庫減と需要鈍化が相反します。