株価チャートの見方をわかりやすく解説!

チャートの見方のメイン画像

株取引に興味はあるけど、いろいろあり過ぎて何から始めたら良いか迷ってしまう、という方も多いのではないでしょうか?
株取引を行うために、必ず抑えておくべき知識は、「株価チャートの見方」です。

株価チャートは、単純に株価がいくらなのかを見るだけでなく、値動きの要因や傾向など、さまざまな相場情報を読み取り、売買判断に役立てることができます。

株価チャートの重要な要素である「ローソク足」・「出来高」・「テクニカル分析」を中心に、基本的なチャートの見方から実践に活かせる見方まで、株初心者にもわかりやすくご紹介します。また、ページの最後には、チャートの見方がわかれば実践できるテクニカルトレードをご紹介しているので、ぜひ最後までご覧になってください。

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初心者でも簡単にわかる株価チャートの見方

株価チャートの見方を理解するためには、「ローソク足」・「出来高」・「テクニカル分析」といった3つの要素を抑えておくだけで充分です。中でも特に、ローソク足と出来高に関しては、株取引を行ううえで必ず必要な知識になります。
始めに、株価チャートの見方を理解するための構成要素とは一体どのようなものなのか?具体的に見ていきましょう。

株価チャートの見方は3つの要素が重要

株価チャート中のローソク足・出来高・テクニカル分析の画像

株価チャートの見方は、前述したようにローソク足」・「出来高」・「テクニカル分析」の3つの要素が重要になります。株価チャートが多くの投資家に見られている理由は、過去から現在までの株価や銘柄の人気度、これから値動きがどうなるかの予測を一目で判断できるからです。

これら3つの要素を抑えておけば、株価がわかるだけでなく、より精度の高い分析ができるようになり、株を買うタイミングを間違えたり、売り時を逃して大損を被ってしまうという事態を防ぐことに繋がります。3つの要素は以下の通りです。

ローソク足 過去から現在までの株価を知ることできるローソク型のデータ
出来高 過去から現在までの株の取引量を見ることができ、銘柄の人気度が一目でわかる相場情報の1つ
テクニカル分析 ローソク足や値動きのパターンから相場の流れを読み取り、将来の値動きを予測する分析方法

なんだか専門的で難しそうと感じる方も少なくないかもしれませんが、このページでは、具体的な画像を使用して、株初心者にもわかりやすく説明しているのでご安心ください。それでは、3つの要素をローソク足から順に、詳しく見ていきましょう!
次は、株価チャートの基本となる「ローソク足」についてご紹介します。

【株価チャートの見方①】チャートの基本となる「ローソク足」

株価チャートを構成する要素で最も重要な「ローソク足」は、単純に株価を読み取るだけでなく、上昇・下落の要因や投資家心理、トレンドを示す売買サインといった役割も担っており、さまざまな相場情報を読み取ることができます。

株価チャートの見方を身に着ける第一歩として、まずは簡単に理解できる「ローソク足」の作られ方と見方を学んでいきましょう。

ローソク足の基本知識とは?

ローソク足とはある一定時間の値動きをローソク型で表したグラフで、ローソク足を何本も集めて表示したものを”株価チャート”と呼びます。一般的に投資家は、株価チャートとローソク足から得られる「株価の変化」や「投資家心理」、「売買サイン」を読み取って投資判断を行っています。

もちろん、すべての投資判断をローソク足チャートだけで行うわけではありませんが、さまざまな相場情報を読み取ることができるため、ローソク足は、株価チャートを見るうえで必要不可欠な基本知識とされています。

日足の作られ方の画像

ローソク足から読み取れる情報の1つに、4本値(始値・高値・安値・終値)があり、これを見ると、絶え間なく上下する株価が一定時間にどのような値動きをしたか、が一目でわかります。

例えば、始値よりも終値が高ければ、今までよりも上昇している根拠となり、そのローソク足が何本も並んでいれば、多くの投資家から一定時間買われ続けていると判断できます。

また、ローソク足が作られる一定時間には、長いもので1年、短いもので1分とさまざまな時間が存在します。上記画像は、1日かけて作られる「日足(ひあし)」と呼ばれるローソク足で、株式投資において多くの投資家が注目している時間足です。
このような時間の経過によってローソク足は一定時間に1本ずつ作られます。

ローソク足チャートの見方

相場の値動きが一目でわかるローソク足ですが、実際に取引を行う際、どのようにローソク足を見れば良いのでしょうか?
ローソク足の実践的な見方としては、単純な株価の上下だけでなく、ローソク足チャート全体の値動きに潜む投資家心理や要因に注目することが重要です。

杉村倉庫(9307)の株価チャート中のローソク足が急騰している画像

上記は、杉村倉庫(9307)の株価チャート画像です。11月27日のローソク足を見てみると、今までの株価と比べて、明らかに不自然な値動きをしていたことがわかります。そこで、株価に大幅な上昇が見られたということは、何かしらポジティブな材料があるのではないか?と考えることができます。

株価が上昇・下落する要因には、新製品の開発や好決算の発表などのポジティブな材料と、業績悪化や不祥事の発覚などのネガティブな材料があります。そして、杉村倉庫の急騰も実際に、11月23日の深夜に発表された「大阪万博の決定」というニュースによるものでした。

このように、ローソク足チャートの変化から要因を見つけることができれば、株価上昇の波に乗って利益を得ることも充分に可能です。過去から現在の売買履歴をわかりやすく表すローソク足は、過去に株価がどのような値動きを経て、現在の水準まできたのかを一目で把握できるため、実際に多くの投資家に使用され続けています。

また、「出来高」にも注目してみると、株価急騰と極めて近いタイミングに大きく上昇していますが、これは偶然ではなく、売買している投資家の多さを表しています。つまり、出来高が理解できると、その銘柄に人気があるかどうか判断する目安となり、株価の将来性を見抜くヒントにもなり得るのです。 次は銘柄の人気度を表す「出来高」をご紹介します。

【株価チャートの見方②】銘柄の人気度を示す「出来高」

出来高とは、取引が成立した銘柄の合計株数を表す指標です。株価チャートの下部に棒グラフとして表示されていて、その銘柄を取引する投資家が多ければ多いほど出来高も増大するため、銘柄の人気度を示す指標とも言われています。

ローソク足とセットで見ることによって、今後の株価予測に役立つ出来高の見方をご紹介します。出来高と株価の関係を知って、精度の高い分析にお役立てください。

出来高の見方

杉村倉庫(9307)の株価チャート中の出来高が急騰している画像

好業績などのポジティブな材料が発表されると、買いたい人と売りたい人が増えることから、出来高が増えて株価の値動きも活発になりやすいです。反対に、ネガティブな材料が増えると、損失のリスクを考えた投資家は株を手放すことが多いため、取引が減って出来高も増えにくくなり、値動きは沈静化されます。

しかし、ここで注意点として「悪材料が発表された場合、出来高が増えにくい」というだけで、全く増えないわけではありません。理由としては、株価の反発を狙った買いや空売りが増えたりすることがあげられます。

また、相場の格言の1つに「出来高は株価に先行する」とありますが、これは長期投資の際に活きる話で、通常の取引で当てはまることは多くありません。とはいえ、ここまで述べてきたように、出来高の増減と株価は互いに影響しあう関係にあり、いくつか実際の取引で役立つパターンがあります。出来高と株価が示すパターンは以下の通りです。

出来高が株価より先行するパターン 株価は上昇・下落しているが出来高は減少・増加している場合、トレンドの転換を示す売買サイン
出来高と株価が並行するパターン 抵抗線や支持線をブレイクするタイミングをうかがう、様子見を示す売買サイン
出来高が株価より遅行するパターン 株価が上昇・下落してから出来高が増加・減少した場合、現在のトレンドが継続する可能性を示す売買サイン

出来高は一見、単純な売買量の増減を見るだけと思われがちですが、株価チャートと合わせて注目することで、更に精度の高い分析に繋がります。

そして、実はここまでご紹介してきたローソク足と出来高の知識だけでも、「相場のリズム」がわかれば、チャートを分析して投資チャンスを掴むことが可能です。
無料セミナーでもご紹介していますが、相場のリズムの中でも上昇トレンドに切り替わる、「買い出動が出る局面」が最も利益を得やすい期待の持てる局面です。

株価が横ばいだったチャートから、上昇トレンドへと切り替わる際には必ず、ローソク足チャートの見方でご紹介したような株価の変化を予兆するローソク足が現れます。しかし、そのローソク足だけではトレンド転換の根拠としては弱いですが、同時に出来高も増加していれば、信憑性はぐっと増します。

このように、他と違うローソク足から相場の上昇転換を予想し、出来高でトレンドの勢いを見ることで株価上昇の波に乗って利益を得ることができます。

そして、ローソク足と出来高の知識だけでもチャートを分析できることから、株式投資の難しい知識や取引に割く時間が無い方でも一度、相場のリズムを使った「チャートの見方」を見てみるだけで、今後の株式投資に良い影響をもたらすことは間違いありません。

【株価チャートの見方③】オススメの「テクニカル分析」一覧

株価チャートを構成する要素の3つ目にご紹介した「テクニカル分析」ですが、株式投資の世界にはメジャーなものからマイナーなものまで、非常に多くのテクニカル分析があります。

そして、トレンドの向きを判断できる指標や買われ過ぎ・売られ過ぎを見る指標など、その種類によって読み取ることのできる情報はさまざまです。とはいっても、すべての指標を1つずつ検証していたのでは、時間がいくらあっても足りませんよね?

そこで、売買タイミングやトレンドの予測など、投資判断に役立つ代表的なテクニカル分析とチャートパターンをご紹介します。得られる情報や使い方を覚えて、株売買の精度をアップさせましょう!

チャートパターンで見る!株価の分析方法

ローソク足は1本から相場の変化を読み取れるだけでなく、複数組み合わさったパターンを見ることで、さらに相場を深く分析することができます。ここでは、売買タイミングのわかる「酒田五法」と、開いたら埋まる習性を持つ「窓開け・窓埋め」を見ていきましょう!

酒田五法(さかたごほう)

酒田五法(さかたごほう)とは、江戸時代に開発されてから多くの投資家に愛用され続けているテクニカル指標の1つで、「三山」・「三空」・「三川」・「三法」・「三兵」の5つのローソク足パターンを用いて売買タイミングを判断します。
今回はそのうちの1つ、「三山・三尊・逆三尊」を例としてご紹介します。

三山・三尊・逆三尊の画像

「三山・三尊・逆三尊」は、高値(安値)を3回トライして突破できなかった時、その上昇・下落トレンドは終了した可能性が高いという概念から”天井と大底を見極める酒田五法の1つ”です。

今までのトレンドとは逆方向にトレンドが発生する可能性を表していて、特に、パターンが出現すると同時に出来高も減少していれば、相場が落ち着いてきている証拠であり、信憑性が高いと判断できます。

また、酒田五法や他のチャートパターンについては、ローソク足パターン(組み合わせ)と酒田五法で売買を見極める!で1つずつわかりやすく解説しているので、利益の得やすい売買タイミングを知って、分析の精度を向上させていきましょう!

窓開け・窓埋め

株価チャート中の窓開けと窓埋めの画像

上記のチャートを見てみると、本来密接して並んでいるローソク足の間に空間が空いているます。この空間を「」と呼び、窓が埋まることを「窓埋め」と呼びます。窓が空く理由は、15時以降の業績修正や決算発表などの突発的な材料により売買が活発化し、急騰・急落することによるものです。

窓が埋まる理由としては、急騰・急落の波に乗れた投資家の利益確定や、根拠のある逆張りによる新規注文などが考えられます。突発的な材料により株価の急騰・急落が起こると、もっと上がる、まだまだ下がる、といったように急激に売買が殺到します。

しかし、時間が経過すればするほど、トレンドの終わりが近づき、材料による投資家の売買が沈静化していくことで窓が埋まります。とはいっても、窓が空いたら必ず閉まるわけではなく、材料によっては継続的なトレンドが発生することもあるので注意が必要です。

移動平均線

移動平均線(短期5日・中期25日・長期75日)の画像

移動平均線は、一定期間の価格の平均を結んだ線のことで、期間によって短期・中期・長期のトレンド方向を一目で判断できます。さらに、ローソク足との位置関係や向きを見ることで売買タイミングを読み取ることも可能です。

過去5日間の株価の平均である5日移動平均線を例にあげると、ローソク足が5日移動平均線の上にある場合、直近の相場は過去5日間の平均よりも高い株価であることがわかります。つまり、ローソク足が移動平均線を割り込んだら損切、上昇の場合は保有を続けるといった見方をします。

ゴールデンクロス・デッドクロス

株価チャート中のゴールデンクロス・デッドクロスの画像

ゴールデンクロスは、株価が下落した後に短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上に抜ける買いサインです。反対に、デッドクロスは、株価が上昇した後に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜ける売りサインになります。

ゴールデンクロスとデッドクロスは、移動平均線を使って分析を行う際には、必ず出てくる重要な指標の1つです。
しかし、中にはダマシと呼ばれる売買サインの役割を持たないクロスも存在するため、ゴールデンクロスが出たから買いだ!と安易に売買してしまうと、大きな損失を被る可能性があるので注意が必要と言えます。

グランビルの法則

グランビルの法則の売買サイン画像

グランビルの法則は、ローソク足と移動平均線の位置でわかる売買サインから、購入と売却のタイミングを見極める指標です。買いサインが4つと売りサインが4つ、合計8つの売買サインがあり、多くの投資家に売買判断の目安として使われ続けています。

売買サインを見ると、株価が相場の平均である移動平均線を超えたら買い、移動平均線から離れ過ぎたら反対方向に売買など、相場の原理法則をもとにした指標として知られています。グランビルの法則を知ったうえで株価チャートを見ると今まで気づかなかった売買ポイントに気づきやすく、取引の幅が広がります。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド(1σ・2σ・3σ・移動平均線)の画像

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に7本の帯が表示され、この帯の中に株価の99%が収まるという統計学をも応用したテクニカル指標の1つです。

7本の帯は「σ(シグマ)バンド」と呼ばれており、株価がバンドの中に収まることから、株価がバンドを超えた場合は株の買われ(売られ)過ぎを表し、今後は適正な株価に戻るといった見方になります。
また、画像のように帯が拡大した場合には大きなトレンドが形成されたと判断でき、反対に収束している場合は、値動きが少なく株価が迷っている状態と判断します。

MACD(マックディー)

MACD
とシグナルの画像

MACD(マックディー)は、異なる計算式によって算出された「MACD」と「シグナル」の2本線から、株の買われ過ぎと売られ過ぎを判断するテクニカル指標です。

MACDとシグナルが大きく上昇していれば、買われ過ぎを表し、下落していれば売られ過ぎを表すことから、上下に大きく振れるほど、そろそろトレンドが転換するかもしれないと予想できます。
また、MACDは移動平均線を応用した分析方法のため、ゴールデンクロスとデッドクロスを売買サインとして使用します。

チャートの見方が分れば、利益が獲得しやすい局面を見分けるテクニカルトレードが実践できる!

株価チャートの見方で利益を得るために一番重要なことは、相場状況を読み取れることです。

【株価チャートの見方②】銘柄の人気度を示す「出来高」でも述べたように、相場にはリズムがあり、利益の獲得しやすい投資すべき局面と、損失のリスクが高く投資すべきでない局面があります。
もちろん、誰でも、損失を出さずに利益だけを得たいものですよね?

つまり、今相場はどんな時か?株式投資を行うべき局面か?相場状況を読み取ることができれば、無料セミナーでご紹介した損失のリスクが高い危険な局面を避けて、利益を獲得しやすい局面でのみ株売買を行えます。

例えば、買い出動が出る局面で発生した上昇トレンドも永遠には続きません。上昇後の調整期間と呼ばれる一時的な下落を経て、更なる上昇トレンドを形成していく中で、調整を押し目と判断し、買い注文を入れてさらに利益獲得を狙うこともできます。

そして、値動きの要因を示すローソク足や、銘柄の人気度を計る出来高、値動きを予想して売買判断ができるテクニカル分析。
重要な3つの要素からチャートの見方を理解している皆さんは、自分自身で相場状況を読み取り、判断するための準備が整っていると言えるのです。

まとめ

ここまで、株価チャートの重要な要素である「ローソク足」・「出来高」・「テクニカル分析」を中心に、基本的なチャートの見方から実践に活かせる見方までご紹介してきました。

株価チャートは、単純に株価がいくらなのか見るだけでなく、普段と異なるローソク足や出来高から相場の変化を読み取り、売買判断に役立てる見方もできます。

また、株式投資は、テクニカル指標や売買サインを鵜呑みにしていては勝ち組投資家になることはできません。利益を獲得し続けるためには、自分で相場状況を判断できるようになることが必要と言えるでしょう。

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