インデックス投資とは?複利を活かす長期保有がオススメ

インデックス投資のメイン画像

誰もが抱える老後の生活資金への不安から、注目が集まりつつある「インデックス投資」。
税金のかからない非課税口座のNISAや、低コストで投資を始められる金融商品が充実している現在、不安を解消できるチャンスを見逃すわけにはいきませんよね?

インデックス投資は、初心者でもリスクを抑えて長期投資を始められることから、
複利を最大限に活かせる投資法」だと言えます。

複利は、運用期間が長いほど資産の増加スピードを早めるため、インデックス投資との相性が抜群です。また、インデックス投資では、選んだ金融商品を購入するだけで、投資のプロに運用を丸ごと任せることができ、利益を出すための難しい投資の知識や、1日中モニターに張り付く必要もありません。

このページでは、インデックス投資とは?といった基本的な部分に加え、メリット・デメリットや始め方、実際に投資するときの参考になるオススメファンドとブログをご紹介します。

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インデックス投資とは?

将来の年金への不安から資産運用に注目が集まる中、低コストで長期運用できる「インデックス投資」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

インデックス投資は、受け取った利益を再度投資に充てて、雪だるま式に資産を増加させる"長期保有に適した投資法"のひとつです。また、投資するときに購入する商品をインデックスファンドと呼び、国内外の株式や債券、不動産など、さまざまな種類が存在します。

ここでは、インデックス投資とは一体どんな投資方法なのか?また、インデックス投資の魅力や種類、アクティブ投資との違いをご紹介します。

インデックス投資とは?

インデックス投資とは、「日経平均」や「TOPIX」のようなインデックス(指数)と連動した運用実績を目指す投資方法で、例えば、日経平均が10%上昇したら、自分の資産も同じように10%上昇するような運用実績になります。

実際に投資するときには、指数と同じ値動きをするように作られた、インデックスファンド(インデックス投信・ETF)を購入し、毎月積み立てていきます。

インデックスファンドは、指数に含まれる個別銘柄の集合体で、「アップルが○%、フェイスブックが○%、Yahoo!が○%」といった内容の福袋に近いイメージです。インデックスファンドを購入することで、福袋に入っている個別銘柄を丸ごと保有できることになります。

また、株式市場の動向を示す日経平均、TOPIX以外にも、債券や不動産などのさまざまな市場の動向を示す指数が設定されています。そして、それらと連動するインデックスファンドも多数あり、後にインデックスファンドの種類でご紹介します。

インデックス投資がどんな投資方法かわかったところで、次にインデックス投資の魅力を見ていきましょう。

インデックス投資は長期保有による複利が魅力

インデックス投資は、長期保有による複利が大きな魅力の1つです。資産運用で出た利益を再び投資にあてることを複利と呼び、物理学者のアルバート・アインシュタインが「複利は人類最大の発明の1つ」と述べたように、複利で資産を運用することによって雪だるま式に増やしていくことが可能です。

運用期間が長いほど資産の増加に繋がるため、長期保有を前提とするインデックス投資では、複利を最大限に活かすことができます。

eMAXISTOPIXインデックス【0331209A】とTOPIXの基準価額の推移の画像

出典:Yahoo!ファイナンス

上記の画像をご覧ください。
実際に2009年10月から運用を行う「eMAXIS(イーマクシス) TOPIXインデックス」と、その連動目標とされる指数「TOPIX」を比較すると、最初の1年はほとんどわかりませんが、段々と差が広がり、現在では目標とするTOPIXを15%も上回る運用成績になっています。

もちろん、選んだインデックスファンドによっては思うような運用成績が出ないこともあるため、どのような選択肢が存在するのか知っておく必要があります。次はインデックスファンドの種類をご紹介します。

インデックスファンドの種類

インデックスファンドの種類は、日本国内、海外の株式や債券、不動産などの投資対象から8種類に分けられます。また、他にもさまざまなインデックスファンドが存在しますが、投資対象によって種類がわかれていると知っておくだけで充分なため、すべてを暗記する必要はありません。

投資対象 代表的なインデックスファンド 代表的な連動目標の
インデックス(指数)
インデックスの概要
日本株式 日経225インデックスe
ニッセイTOPIXインデックスファンド
日経平均株価

TOPIX
東証一部に上場する225銘柄の株価平均
東証一部に上場する全銘柄の時価総額の指数
先進国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド MSCIコクサイインデックス MSCI社が算出する日本を除く先進国22ヵ国の上場株式で構成される指数
新興国株式 eMAXIS Slim新興国株式インデックス MSCIエマージング・マーケット・インデックス MSCI社が算出する新興国24ヵ国の大型・中型株式で構成される指数
国内債券 ニッセイ国内債券インデックスファンド NOMURA-BPI総合 日本の債券市場の動向を表す指数
先進国債券 ニッセイ外国債券インデックスファンド シティ世界国債インデックス 日本を除く世界の国債の収益を表す指数
新興国債券 iFree 新興国債券インデックス JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド JPモルガン社が算出している新興国の債券市場の動向を表す指数
国内REIT
(リート)
ニッセイJリートインデックスファンド 東証REIT指数 東証に上場している不動産投資信託(リート)の全体動向を表す指数
海外REIT
(リート)
ニッセイグローバルリートインデックスファンド S&Pグローバルリートインデックス 全世界の不動産市場の動向を表す指数

インデックス投資は、上記にあげたような指数と連動した運用成績を目指しますが、一方で、指数を上回る運用成績を目指す「アクティブ投資」があります。一体どのような違いがあって、優れているのはどちらなのでしょうか?

次に、アクティブ投資とインデックス投資を比較して見てみましょう。

アクティブ投資とインデックス投資の比較

アクティブ投資とインデックス投資を比較すると、インデックス投資リスクを抑えた分散投資アクティブ投資ハイリスク・ハイリターンな集中投資と言えます。

そもそもアクティブ投資とは、指数を上回る運用成績を目指し、独自の基準で選んだ金融商品に集中投資することです。アクティブファンドによって多少の違いはありますが、企業価値と比べて株価の安い割安株を購入する「バリュー投資」や、企業の大きな成長を見込める成長株を購入する「グロース投資」を主な手法としています。

インデックス(指数)を超えられなかったアクティブファンドの割合の画像

出典:SPIVA

上記画像は、米国の指数を目標としたアクティブファンドの運用実績が指数を下回っている割合のデータです。アクティブファンドのほとんどが目標とする指数を下回る運用実績であり、1年・3年・5年と年数が経過するにつれて、その割合は増加していることがわかります。

もちろん、良い結果を出しているアクティブファンドも少なからず存在しますが、将来のためにリスクを抑えて、継続的に資産運用を行っていきたい方は、長期投資にぴったりのインデックス投資をオススメします。

リスクを抑えた分散投資が魅力のインデックス投資、自身の生活スタイルや資金量に見合った投資法なのか?その特徴を比較したい方も多いはず。
次は、インデックス投資のメリット・デメリットを具体的に掘り下げてご紹介します。

インデックス投資は儲からない?メリット・デメリットを解説

低コストで手間のかからない安定した運用など、メリットが多く存在するインデックス投資ですが、デメリットも把握しておかなければ、後で後悔するかもしれません。
ここでは、インデックス投資のメリット・デメリットを解説します。

インデックス投資のメリット

信託報酬などのコストが低い

インデックスファンドは、アクティブファンドと比べて信託報酬などのコストが低いです。信託報酬とは、自分に代わって管理・運用を行う会社に払う、保有中に毎日発生するコストのことで、この信託報酬の高さによって、長期的なコストに大きな違いが出てきます。

2018年10月23日時点の日本株式アクティブファンドで、最も信託報酬が低い「ひふみ投信」は1.0584%、【2018年版】インデックス投資にオススメの株式ファンドでもご紹介する「ニッセイ日経インデックスファンド」は、0.159%と0.8994%の差があります。

仮に100万円投資したとして比較すると、インデックスファンドの方が年間で約9,000円ほどコストを抑えることができます。

目標としている指数に合わせた構成銘柄となっているインデックスファンドを購入することは、銘柄選定を行う際の調査に使う時間や構成を入れ替える頻度も少ないため、アクティブ投資よりもコストが低く済むと言えます。

信託報酬が安ければ安いほど、運用時の負担も軽くなり、利益を出しやすくなります。実際にインデックスファンドを選ぶときには、なるべく信託報酬の低いものを選ぶようにしましょう。

運用の手間がかからない

インデックス投資自体が長期投資を前提とした投資方法なので、運用の手間がかかりません

投資というと、企業の財務状況や株価の確認、難しい経済用語を理解する必要があるのでは?と思いがちですが、基本的にインデックスファンドへ投資を行うと、投資のプロに運用を任せることになります。

そのため、一度購入したら細かく売買を繰り返す必要が無く、日中は仕事や家事で忙しい方でも、時間的なコストを抑えて始めやすい投資方法と言えます。

安定の利回り(リターン)

指数と連動した運用を目指しているため、市場平均と同じくらいの安定した利回り(リターン)を得ることができます。しかし、平均と言われると少ない、もっと欲しいと感じる方も多いのではないでしょうか?

しかし、個人投資家の8割が負けているとされる投資の世界では、短期間で大きく稼ぐことよりも、長期間にわたって勝ち続けることが重要になります。なぜなら、インデックス投資は長期保有による複利が魅力で述べたように、複利の恩恵を受けるには、安定して利益を出し続けることが必要不可欠だからです。

ここまでは、インデックス投資のメリットについてご紹介してきました。次は、インデックス投資のデメリットを見ていきます。

インデックス投資のデメリット

短期間で大きなリターンは狙いにくい

インデックス投資は、あくまでリスクを抑えた分散投資であることから、「10万円が3,000万円に!」や「1年間で株価が20倍に!」といった短期間で大きなリターンは狙いにくいです。

目標とする株価指数と同じような利回りとなるため、期待できるリターンは年間で数%~15%程度になります。インデックス投資は、コツコツと堅実に積み上げていく、ローリスク・ローリターンな投資方法と言えます。

利益確定のタイミングがわかりづらい

投資では一般的に、買いよりも売りの方が難しいと言われていますが、インデックス投資もまた、利益確定のタイミングがわかりづらいです。

例えば、コツコツと積み上げてきた資金をそろそろ利益確定しようと思ったときに運悪く値下がりしていた場合、もう少し持ち続けていれば戻るのではないか?と利益確定を迷い、その間で更に下落してしまうこともあります。

そうなってしまわないように、長期保有とは言っても、事前に○○%以上利益が出たら段階的に利益確定すると決めておくと、出口戦略で迷わないための対策になります。

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出口戦略とは?

投資を行った株式や債券、不動産などを売却して資金を引き上げることです。 基本的には、経済的損失を最小限に抑えるために行う「損切り」と、投資した資本を最大限に回収することを目指した「利益確定」、という2つの出口のタイミングやシナリオを指します。

実際に投資を行った際、金融商品の保有中に出ている利益を「評価益」と呼び、商品を売却して残った利益を「実現益」と呼びます。
評価益が保有中に2倍、3倍となっても、実現益を確定したときにマイナスであれば資産は減少することになるため、出口戦略の重要度は高いと言えます。

投資経験を積めない

個別銘柄を運用している投資家とは異なり、運用を任せていることから、財務状況や業績動向、株価などの確認が不要なため、実際に投資を行って得られる知識や投資経験を積めないことがあります。

そのため、特に投資経験を求めず、運用にかかる手間を抑えて、長期間をかけて堅実に資産を積み上げていきたい方がインデックス投資に向いていると言えます。また、他にも投資を行っている方のリスクヘッジとしても役立てることができるでしょう。

低コストで手間をかけずに安定した運用を行いたい方にぴったりのインデックス投資。実際に始めるには具体的にどうしたらよいのでしょうか?
次は、インデックス投資の始め方・やり方をご紹介します。

NISA(ニーサ)と相性抜群!インデックス投資の始め方・やり方

インデックス投資を始めたいけど具体的にどうすれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?

インデックス投資を始めるためには、投資したいインデックス(指数)と連動しているインデックスファンドを選んで購入する必要があります。また、非課税口座のNISA(ニーサ)を使えば、5年または20年の間、税金を払わずに資産運用を始めることができます。

ここでは、インデックス投資の具体的な始め方・やり方、お得に投資を始めるのに役立つNISA(ニーサ)をご紹介します。

インデックス投資の始め方・やり方

インデックス(指数)の選択

インデックス投資による収益は、インデックス(指数)の選択によって決まるといっても過言ではありません。

なぜなら、インデックスファンドの種類でも述べたように日本株式のインデックスでも、日経平均やTOPIXなど、同じ分類でもさまざまなインデックスが存在し、それぞれ得られる収益の水準は変わってくるからです。

インデックス投資では、複数存在するインデックスにどう資産を分散させるかを考えなくてはなりません。例えば、日本国内・先進国・新興国株式など幅広く資産を分配させたい場合は、それらに関連するインデックスを選ぶ必要があります。

世界のインデックス (株価指数) を探す - myINDEXでは、もしこのインデックスに投資していたらどれくらい利益が出たかのシミュレーションや実績などの詳しい情報を確認できます。詳しい情報と利益の予想が立てられれば利益率が良く、自分の思い描く投資にあったインデックスを選びやすくなるでしょう。

連動したインデックスファンドを探す

次に、連動したインデックスファンドを探すのですが、TOPIXのようにメジャーな指数に連動を目指すインデックスファンドも多数あり、基本的には「ETF」と「インデックス投信」の2つにわかれます。

インデックス投信 ETF
信託報酬 インデックス投信ごとに異なる ETFごとに異なるがインデックス投信よりも安いことが多い
売買方法 1日に1回算出される基準価額で購入・換金・ 自動積立も可能 個別銘柄と同様にリアルタイムで売買可能・売買手数料を払って自ら行う
最低投資金額 ほとんどが1万円程度から 1~10万円程度から
分配金の再投資 できるファンドがほとんど・自動で再投資も 行う場合は売買手数料を払って自ら行う
信用取引 できない できる
上場取引所 非上場 上場している証券取引所

ETFとインデックス投信は、共に指数に連動した運用を目指すインデックスファンドでありながら、上記のような違いがあります。

この特徴から、インデックス投信は最低投資額が安く、初期費用を抑えることができ、売買や分配金の再投資も自動で積立・再投資を行ってくれます。そのため、少額から長期投資を行いたい方はインデックス投信がオススメであると言えます。

一方、ETFは、インデックス投信よりも初期費用・管理費用が多く必要ですが、上場していることから、個別銘柄と同様にリアルタイムで売買が可能です。また、信用取引もできるため、インデックス投信よりもリスクをとって流動性を高めた、より多くのリターンを狙える商品であると言えます。

このように、どちらの商品が優れているというわけではなく、自分の思い描いている資産運用により近い商品を選ぶことが重要です。

購入する窓口を選択して投資

購入するインデックスファンドが決まったら、あとは、購入する窓口を選択して投資するだけです。

  1. 選んだ商品販売している窓口(証券会社や銀行など)を探す
  2. その窓口で証券口座を開設して商品を購入する

この手順を終えれば、晴れてインデックス投資を始めることができます。具体的な証券口座の開設方法については、一般的な株式投資などと変わらないため、窓口で決められている方法に沿って進めることができます。

インデックス投資は、元本割れせずに利益を出すための手法で、これから投資を始める方も、すでに行っている方も、一度検討してみる価値がある投資方法と言えるでしょう。

次は、お得にインデックス投資を始めるのに役立つ非課税口座「NISA」についてご紹介します。

インデックス投資は税金が控除されるNISA(ニーサ)で積み立てる

インデックス投資を行う際、NISAで非課税口座を開設すれば、5年または20年の間は税金を払わずに運用ができます。

NISA(ニーサ)とは、国民の銀行預金や貯金を投資に使ってもらうことを目的とした「少額投資非課税制度」です。本来、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座であれば非課税で、税金はかかりません。

例えば、50万円分の株式を購入して100万円で売却した場合、NISA口座を使っているかいないかで、利益の差は10万円以上にもなります。

NISA口座 50万円全部受け取れる
普通の口座 払う必要のある税金:500,000円×20.315%=101,575円
受け取れる利益:500,000円-101,575円=398,425円

また、従来のNISAの他に、より長期投資に向いている「つみたてNISA」があり、非課税期間や非課税投資枠など、それぞれ違いがあります。

従来のNISA つみたてNISA
非課税投資枠 年間120万円 年間40万円
非課税期間 5年間 20年間
最大投資額 600万円(120万円×5年) 800万円(40万円×20年)
ロールオーバー できる できない
投資対象商品 上場株式・投資信託・ETF 金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETF
投資方法 一括買付・積立 定期・継続的方法による積立のみ

つみたてNISAは、非課税投資枠が40万円と少ない代わりに非課税期間が20年と長く、値動きによる損失をカバーしやすい「長期」「積立」「分散」投資に適した制度になっています。

インデックス投資で得られるリターンの恩恵を充分に受けるには、できるだけコストを抑えて長期投資することが重要です。そのためにも、非課税というメリットを持つNISAと組み合わせることは、効率の良いインデックス投資に役立つと言えるでしょう。

インデックスファンドを選ぶ際、いろいろ種類があり過ぎて1人で探し出すのはやはり面倒に感じてしまうものですよね?投資したいインデックスファンドの中から低コストなものだけを知りたい方も多いはず。
次は、指数ごとに選んだ低コストで運用できるオススメの株式ファンドをご紹介します。

保有しているだけで発生する信託報酬は、長期で考えると大きなコストになるため、低いに越したことはありませんよね?

日本には、約6,000本を超える投資信託がある中で、もっとも信託報酬の低いインデックスファンドを個人投資家がいちから見つけるのは大変なことです

ここでは、無数に存在する投資信託の中から、指数ごとに抽出した、信託報酬の一番低い、オススメの株式ファンドをご紹介します。

※2018年10月23日時点

日本株式(日経平均型)「ニッセイ日経平均インデックスファンド」

基準価額 信託報酬 運用開始日 トータルリターン(年率)
13,022円 0.159% 2016年11月21日 20.61%

ニッセイ日経平均インデックスファンドは、日本の代表的な株価指数として有名な「日経平均株価」の値動きに連動する運用成績を目指して投資を行うインデックスファンドです。

運用実績は、2年弱とまだ浅いですが、トータルリターンも20.61%と好調で、日経平均の値動きとほぼ連動しています。購入時、換金時の手数料は無料で、信託報酬も2018年8月21日から日本株式(日経平均型)で最安の0.159%になったばかりです。

組入れ銘柄の上位には、ファーストリテイリング(9983)やソフトバンク(9984)などの大型株が名を連ね、値動きに大きく影響を及ぼします。新たな低コストファンドとして注目を集めていて、日経平均を好んで投資したい方にはぴったりのインデックスファンドです。

日本株式(TOPIX型)「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」

基準価額 信託報酬 運用開始日 トータルリターン(年率)
11,357円 0.159% 2017年2月27日 10.67%

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は、東証一部全体の株価指数である「TOPIX」の値動きに連動した運用成績を目指して投資を行うインデックスファンドです。

TOPIXは、東証一部全体を対象としているため、225銘柄を対象としている日経平均よりも、分散性に優れていると言えます。運用実績としても、トータルリターンが10.67%と、連動目標にかかげるTOPIXよりも良い成績を上げ続けています。

また、2017年11月10日に信託報酬を引き下げて以来、日本株式(TOPIX型)で最も低コストなインデックスファンドとしての位置を保持し続けています

先進国株式「ニッセイ外国株式インデックスファンド」

基準価額 信託報酬 運用開始日 トータルリターン(年率)
15,307円 0.109% 2013年12月10日 12.32%

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く主要先進国22ヵ国の株式に投資することによって、MSCIコクサイ・インデックスに連動する運用実績を目指すインデックスファンドです。

組入れ銘柄の上位には、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)などの米国株が名を連ね、構成銘柄のうち約66%は米国株で、他の国の銘柄にも適度に分散投資されています。運用実績も、5年間のトータルリターンが12.32%と好調を維持し、基準価額は4年間でおよそ1.5倍に成長しました。

次々に新しいインデックスファンドが生まれる中でも、個人投資家からの絶大な支持を集め続けていることから、実績と最安の手数料が武器の、長期保有を行うインデックス投資に適している株式ファンドと言えるでしょう。

新興国株式「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」

基準価額 信託報酬 運用開始日 トータルリターン(年率)
9,046円 0.1804% 2017年12月6日 -3.70%

SBI・新興国株式インデックス・ファンドは、FTSE社(ロンドン証券取引所とフィナンシャルタイムズが共同設立)が算出する、新興国株式市場の動向を表す「FTSEエマージング・インデックス」に連動した運用実績を目指すインデックスファンドです。

SBIインデックスファンドシリーズが特徴的なのは、ETFに投資するファンドという点で、ファンドに投資するファンドとして「ファンド・オブ・ファンズ」と呼ばれています。これによって、更に投資対象が分散され、リスクを抑える効果が得られます。

また、2月に起こった世界同時株安から、新興国株式全体が下落を続けていることもあり、トータルリターンが-3.70%と思うような実績は残せていません。しかし、まだ運用開始から1年も経過していないため、これからの運用に期待が集まるところです。

全世界株式「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」

基準価額 信託報酬 運用開始日 トータルリターン(年率)
9,905円 0.1389% 2017年12月6日 11.30%

SBI・全世界株式インデックスファンドは、FTSE社がが算出している、全世界の株式市場の動向を表す株価指数「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動した運用実績を目指すインデックスファンドです。

まだ運用開始から日が浅いこともあり、規模としては小さいものの、短い運用期間で11.30%のトータルリターンを出しています。この1銘柄を購入するだけで、先進国や新興国、日本も加えた世界中すべての株式市場に幅広く分散投資していることになります。

そのため、具体的にどのインデックスに投資すれば良いか迷っている方にとって、リスク・コストを抑えて、全世界への分散投資を始めるのに適した新しいインデックスファンドと言えるでしょう。

分類ごとに低コストの株式ファンドをご紹介してきましたが、実際にインデックス投資を始めるとなれば、他の投資家がどのように運用しているのか、勝っている方の実績やポートフォリオが気になるものですよね?
次は、インデックス投資の利回りやポートフォリオを公開するブログ3選をご紹介します。

インデックス投資の利回りやポートフォリオを公開するブログ3選

他のインデックス投資家の利回りや、どのインデックスファンドをどれくらい購入しているのか?気になる方も少なくないはず。

優秀な運用実績のある投資家のブログを見ることによって、インデックス投資を行ううえで注目すべき部分や抑えておくと役立つ知識を学ぶことができます。

ここでは、実際にインデックス投資を行っている投資家の利回りやポートフォリオを公開しているブログをご紹介します

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ポートフォリオとは?

ポートフォリオは、現金や株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や組み合わせの詳細のことです。例えば、どのような投資信託を購入しているか、株式をどの銘柄で何株ほど保有しているか、などの具体的な情報を指しています。

「卵は1つのカゴに盛るな」という相場の格言があり、卵を1つのカゴに盛るとそのカゴを落とした場合には全部の卵が割れてしまうが、別のカゴに盛っておけばそのうち1つのカゴが落ちても他の卵は助かるという意味です。

この格言から、ポートフォリオを組む際は、複数の商品に分散投資を行い、リスクを抑えたほうが良いと言われています。

インデックス投資日記@川崎

インデックス投資日記@川崎のブログトップ画像

引用:インデックス投資日記@川崎

東証マネ部!、BIG tommorow、ザイ・オンライン、日経ヴェリタスなど多くのメディアに掲載されたことのある、インデックス投資で著名なkenz(けんず)さんのブログです。2007年から行っているインデックス投資について記録しています。

自身の取引記録・ポートフォリオはもちろんのこと、低コストのインデックスファンドのコストを徹底比較している内容や金融商品に関するお悩み相談、分散投資の有効性などを初心者にもわかりやすく解説しています。

また、指数やファンドの種類、自身の経験などの初心者必見の知識がタグで細かく分けられているので、興味のある分野から気軽に読むことができます。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)のブログトップ画像

引用:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

昼間はサラリーマンとして働きながら、個人投資家としても活躍し、早期リタイヤを目指している水瀬ケンイチさんのブログです。書籍「改定版 ほったらかし投資術」の出版やダイヤモンド・オンラインでコラムを連載するなどさまざまな方面で活動を行っています。

自身のポートフォリオや指数ごとに低コストのインデックスファンドを比較・解説した記録など、参考になる考え方が多いです。インデックス投資に関しては、具体的にどのように考えて投資するべきか、8ステップに分けて詳しく紹介している記事があり、基本的なことをしっかりと理解するのに役立ちます。

柔らかい表現やプライベートに近い内容も掲載されることもあって読みやすく、投資を始めたばかりで、まだよくわからないという方は一度目を通すべきブログと言えます。

29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ

29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログのトップ画像

引用:29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ

資産約3,000万円をもとに、2017年12月31日に29歳という若さでセミリタイアしたよよよさんのブログです。週に1回のペースで、取引履歴・ポートフォリオを公開していて、長期運用で力を発揮するインデックス投資の代表例であるバイ&ホールドを実践しています。

インデックス投資の資産がどのように推移しているのか、実際に投資する際の参考になります。自身いわく、最適な売買タイミングは読めないとのことから積み立てで投資していくことを決めたそうです。

ブログは毎日更新されていて、これまでサラリーマンとして生活してきたときの経験や現在の節約生活についての記事もあり、気軽に読み始めることができます。

まとめ

ここまで、インデックス投資についての基本的な部分から、実際の始め方・やり方、オススメのインデックスファンドや参考になるブログまでご紹介してきました。

インデックス投資は、指数との連動を目指すインデックスファンドを購入して、長期運用することにより、複利を最大限に活かし、雪だるま式に資産を増やせる投資法です。

将来への不安が尽きない社会で資産運用に注目が集まる中、低コストで長期運用できるインデックス投資を上手く使って、少しでも不安を和らげるリスクヘッジとして、一度検討してみてください。

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