生活を重視できる職業「個人投資家」になるには?

個人投資家

マイナス金利により定期預金の金利が下がり続けている今、会社員や経営者、主婦など、様々な職業の方が個人投資家として資産を運用しています。

労働と投資の大きな違い。それは、元手が「身体」か「資金」かの違いです。
労働によって得たお金で元手の身体は増やせませんが、投資で得た利益は元手の資金となります。つまり、個人投資家は長く続ければ続けるほど利益が伸びる職業です。

そして、ネット環境さえあれば時間や場所に縛られることなく、どこでもその「仕事」で利益を得ることができ、身体は休んでいてもお金は働き続けてくれます。

この夢のような職業「個人投資家」になるには、一体どうすれば良いのでしょうか?
このページでは、これから個人投資家になろうと思っている方に役立つ、「いくらから投資を始めればいいのか?」「失敗しない投資家になるために守るべきルール」をご紹介します。また、個人投資家にはどんな人が多いのか、どんな職業の傍らで投資をしているのかなど、個人投資家にまつわる基本的なデータもご紹介。

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個人投資家とは?気になる職業や年収は?

個人投資家といっても、中々具体的なイメージが湧かない人が多いと思います。ここでは、そもそも個人投資家とは何なのか?そして、気になる年収や職業、投資を始めたキッカケなど、個人投資家にまつわるデータをご紹介します。

個人投資家とは

個人投資家とは、会社の資金ではなく個人の資金で投資活動を行っている人の総称です。会社員や自営業者、企業経営者、主婦など、様々な職業の傍らで投資を行っている人が多く見られます。

また、明確な定義はありませんが、株式投資をはじめとする「リスクのある取引」を行っている個人を指すことが多いです。

個人の資金で投資活動を行う個人投資家の対義語に、機関投資家があります。機関投資家は、投資信託会社や生命保険会社など、顧客から預かった資金や会社の資金を運用・管理する投資家を指し、巨額の資金を扱うことから株価にも大きな影響を与えます。機関投資家について詳しくは「機関投資家とは?注目するべき空売り手口と売買動向」をご覧ください。

個人投資家の職業や年収

一体どんな人が個人で投資を行っているのでしょうか?職業や年収、投資を始めたキッカケなど、気になる個人投資家のデータを日本証券業協会による調査を元にご紹介します。

調査方法
調査対象 日本全国の20歳以上の証券保有者
標本数 5,000
調査方法 インターネット調査
調査時期 平成30年7月5日~17日

個人投資家にはどんな人が多い?

個人投資家の性別・年齢画像

出典:日本証券業協会

年齢層に注目してみると、一般的に定年退職とされる60歳以上が55.3%と過半数を占めており、60歳未満でも50代が大部分を占めています。資産に余裕ができ、投資に充てる資金を充分に確保できたことが理由だと思われます。

しかし、一般的に多額に資金が必要だと思われがちな投資活動ですが、意外にも少額から投資でき、税金も優遇されていることをご存知でしょうか?以下の表において、20~30代の個人投資家が投資に興味を持った理由として「少額から投資できることを知った」「税制優遇制度を知った」が多いことからも、知っているか知らないかで投資へのイメージが大きく変わると思います。

投資に興味・関心を持ったきっかけ画像

出典:日本証券業協会

また、マイナス金利による定期預金の金利低下や、将来安定して年金がもらえるか分からないといった不安から、「将来の生活に不安を感じた」ということも若い世代にとって投資を始めるキッカケになっています。

個人投資家の年収・職業画像

出典:日本証券業協会

職業は「無職・年金のみ」が24.9%、「管理職以外の勤め人」が19.5%、「専業主婦・主夫」が18.9%の順に多く、平均年収は451万円となっています。
このように、多額の資金が必要なイメージの強い投資ですが、実は少額から始めることができ、年齢・職業関係なく誰でもできることが分かります。

それでは、具体的にいくらあれば投資できるのでしょうか?次は、投資を始めるにあたって必要な資金、理想的な資金をご紹介します。

個人投資家になるには、いくらから投資を始めるべき?

資金が多いと大きな利益を得やすいことから、株を始める際の資金は多い方が良いと思われがちです。しかし、資金が多い場合利益が大きくなる代わりに損失の額も大きくなるので、大きなリスクが付いてくることになります。

逆に資金が少ない場合得られる利益は小さくなりますが、損失の額も小さくなりリスクの削減に繋がります。ローリスクハイリターンが無い投資の世界では、リスクとリターンは当然比例します。

以上を踏まえると、投資を始めるための適切な資金は人によって異なり、生活に影響のない額の資金が一番適切と言えます。無理して多額の資金を用意しても、その分リスクを背負うことになるので注意が必要です。

個人投資家になるメリット

個人投資家になることで一体どんなメリットが得られるのでしょうか?一般的なサラリーマンと比べて人生を有利に運べる魅力をご紹介します。

成長性のある業種・企業が選べる

実際に企業に勤める場合、それまでに学んできた分野や個人の能力によって、働ける業種は限られます。例えば、今まで小売業界で働いていた人が「これからはIT分野が成長する」と思ったとしても、すぐにIT業界に転職するのは非常に難しいでしょう。

しかし、株式投資であれば、小売業界の株を売ってIT業界の株を買うことができます。さらには、業種の壁を超えて複数保有することもできます。つまり、時代の流れによる成長分野の移り変わりをすぐに反映することができ、自分の仕事が時代の波に飲まれるということはありません。

また、選べるのは業種だけではなく、3,000以上存在する上場企業から優秀な企業選んで投資をすることができるので、自分の資産を任せる経営者まで選ぶことが可能です。

自分の生活スタイルを優先できる

個人投資家の中でも、投資だけで生活している人を専業投資家と呼びます。投資を仕事の軸にすることで、時間・場所を選ばず仕事をこなすことが可能になります。

特に大きなメリットは、自分のタイミングで休暇がとれることではないでしょうか。専業投資家であれば、自分の好きなタイミングで休暇を取ることができ、仮に休んでもお金が働いてくれているので利益がなくなるということはありません。

取引をしなければ利益は入らないのではないか?と思うかもしれません。しかし、株式投資には、株を売買して差額を利益とする「キャピタルゲイン」、株を保有していることで得られる「インカムゲイン」があります。インカムゲインを目的に株を保有しておくことで、普段のキャピタルゲインを得るための取引を休んでも安定した利益が得られるということです。

しかし、自分の生活を投資1本で支えることは非常に難しく、充分な投資資金・投資スキルが準備できていないと非常に大きなリスクを取ることになります。専業投資家について詳しくは「専業投資家になるには?生活できる確率と失敗のリスク」をご覧ください。

利益を使ってさらに収入を増やせる

労働の場合、毎月決まった給料をもらって生活をしますが、給料をもらったからといって来月の給料が増えるということはありませんよね。しかし、個人投資家たちは、利益を得れば得るほど次の利益を大きくすることができます

労働は元手が「身体」ですが、投資は元手が「お金」なので、
利益を得ることで元手自体を増やすことが可能です。

1度投資したままインカムゲインを受け取ること単利
受け取ったインカムゲインを再度投資にあてること複利と呼びます。

この複利を行うことで資産の拡大を加速させることが可能です。
例えば、年利5%で100万円を投資すると、1年に1回5万円のインカムゲインが得られます。単利の場合、毎年5万円のインカムゲインが得られ、30年後の資産は250万円に拡大します。

一方、複利の場合、1年目は5万円、2年目は5万2,500円、3年目は5万5,125円とインカムゲイン自体が増えていき、30年後の資産はなんと432万1,942円にまで拡大します。

複利画像

出典:CALCULATE STUFF

ちなみに、複利を行った場合の30年目のインカムゲインは20万5,806円。毎年5万円の単利とは比べ物にならない金額の利益が得られます。このように、ちょっとした工夫だけで結果的に資産を大きく増やすことができるのも、投資の魅力の一つです。

コストが少なく税金が優遇されている

投資というのは、労働の報酬として企業からお金を貰うのではなく、「自分でお金を作る」状況になります。つまり、従業員に働いてもらう経営者と同じように、お金に働いてもらうことで利益を得ます。

仮に小売業であれば、テナント料・在庫・人件費・税金などを払いつつ利益を出す必要があり、売上の数%しか手元に残りません。
しかし、株式投資にかかるコストは、売買手数料と20.315%の税金のみ。インターネットの普及で手数料も大幅に安くなっており、大部分が利益として手元に残ります。

さらに、年間120万円までの投資であれば、NISA口座を使って税金を0円にすることができます。また、NISA口座を利用しない場合、損失と利益を相殺する「損益通算」や、損失を繰り越すことで翌年の税金を減らす「繰越控除」といった制度を使うことができ、税金面でかなり優遇されていることが分かります。

自由で有利なメリットを受けられる個人投資家ですが、もちろんデメリットも存在します。次は、個人投資家になることで背負わなければならないデメリットをご紹介します。

個人投資家になるデメリット

個人投資家になることをためらう方の多くは、不安定な収入や損失のリスクが主な要因ではないでしょうか?しかし、なにも投資一筋で生活する必要はなく、普段の職業と投資2本の柱で生活を支えることで、双方のデメリットを補うことができます。

損失のリスクがある

株式投資は元本が保証される投資ではなく、購入時よりも売却時の株価が低くなることもあり、その場合はもちろん損失が出てしまいます。

しかし、株式投資には1日に株価が動く値幅に制限がかけられているほか、取引時間は平日の朝9時から15時までと決められているので、朝起きたら資産が0円になっていたということは起こりません

一般的に、失敗したら大損・借金してしまうというイメージの強い株式投資ですが、損失を最小限に抑えるための「損切ルール」を守り、生活に影響のない「余剰資金」で投資を行うことで、大きな損失を出さず借金を背負う必要のない投資が実現できます。
これらについては、後に失敗しない投資家になるには?にて詳しくご紹介します。

収入が不安定

投資は、労働とは違って自分でお金を作り出すことから、毎月の給料が約束されていません。利益が多い月、少ない月はもちろんのこと、逆にマイナスで終わることも考えられます

しかし、これは投資活動のみで生活する場合であって、労働のプラスαとして投資をすればこのデメリットは解消することができます。毎月の給料で生活、貯蓄を行って投資でさらなる利益を得るもよし、給料から毎月一定額を投資資金に加えるもよし。

利益を得るルートが多ければ「生活の幅」が広がり、利益を投資に繋げれば「投資の幅」も広げることができます。専業投資家になりたいと思っている方も、まずは準備段階として労働と投資の両立から始めてみてはいかがでしょうか。

資金力・情報力に差がある

株式投資において大きな力となるのが、資金力情報力です。

資金力があれば多くの銘柄に投資することでリスクを削減し、1度に購入できる株数も多くなるのでそれだけ利益も大きくなります。企業の情報や分析、経済を見通す能力など、個人の環境や能力の差によって成績が変わります。

株式投資における「情報力」とは、自分の得た情報が株価の上昇・下落に繋がるかどうか「判断する力」と言えるでしょう。本を何十冊読んで勉強しても、情報を認識できるようにはなりますが、情報を理解できるようにはなりません。この情報力に繋がる判断力は、経験によって培うものなのです。

つまり、投資を続けて利益・元手を増やし、経験によって判断力・情報力を育てることで個人間の差を埋めることができます。そのためにも、いかに投資の世界から退場しないかが大切になります。そこで、次は投資を長く続けるために守るべきルールをご紹介します。

失敗しない個人投資家になるには?

結論から言うと「失敗しない投資家」はいません。大切なのは、失敗を最小限に抑えられる「失敗しても大丈夫な投資家」になることです。投資をする以上、確実にリスクは考慮しなければなりません。ここでは、失敗しても大丈夫な投資家になるための守るべきルールをご紹介します。

「余剰資金」で投資することが大切

余剰資金とは、簡単に言うと当分使う予定がなく、仮に無くなっても生活には影響しない資金です。

資金は、一般的に「生活費」「生活防衛費」「余剰資金」の3つに分けられます。

生活費 生活するための資金で基本的に1ヶ月分を指す。そもそもの生活ができなくなるため、絶対に失ってはいけない資金。
生活防衛費 急な出費や、収入が無くなった時のことを考えて蓄えておく資金。一般的に生活費の3ヶ月~半年分と言われているが、中には100万円と決めている人など、人によって様々。
余剰資金 仮に無くなっても生活には影響しない資金。特に、使う予定が5年以上先の資金が投資に向いているとされており、5年以内に使う予定のある資金はローリスクな運用が適切と言われてる。

株式投資は、手元の資金のみで取引する「現物取引」であれば、いくら失敗しても0円以下にはなりません。しかし、生活費や生活防衛費を使った投資で失敗してしまうと、株のためではなく生活のために借金をしなければならなくなったり、自宅や自動車などの資産を売ることになる可能性もあります。

また、証券会社にお金や株を借りて取引をする「信用取引」でも、自分の資金以上の損失が発生する可能性があります。無駄な焦りを誘発することなく、堅実に冷静な判断ができるという面でも、投資には「余剰資金で現物取引」が適切と考えられます。

もちろん、余剰資金であれば失っても大丈夫というわけではありません。余剰資金のみで投資を続けるためには、「損切り」を徹底する必要があります。

「損切りルール」で損失を最小限に

損切り」とは、含み損を抱えたまま株を売却することです。今の損失額で売却することで、さらなる損失の増加を断ち切ることができます。損失を最小限に抑えることで投資を続けられる道を選ぶ、全ての投資家に必須のスキルと言えるでしょう。

しかし、「損切りをすると損失が確定してしまう。」「いつか戻るかもしれない。」と言った理由で、多くの個人投資家が損切りできずに保有し続ける「塩漬け」を選んでしまいます。

しかし、考えてみてください。さらに下がるかもしれない所にお金を預けておくより、一旦損失を確定してもっと可能性がある投資先への資金を増やす方が効率的ではありませんか?

損切りをうまくできるようにするには、
「儲けたい・損をしたくない」から「元本を守る」へ視点を切り替える必要があります。

これを実現するためのルールが、「資産の2%に当たる損失が出たら損切り」を徹底することです。これを機械的に行うことで損失の大きさを回復できる範囲で抑え、投資活動の寿命を長くすることができます。根拠として、下の表をご覧ください。

損失と残った資金で回復に必要な利益
損失 回復に必要な利益
5% 5.3%
10% 11.1%
15% 17.5%
20% 25.0%
30% 42.9%
50% 100%
60% 150%
90% 900%

5%の損失であれば、残った資金で5.3%の利益を得ることで元本は回復します。しかし、20%、50%と増えていくとどうでしょう。損失が増えるほど回復に必要な利益は飛躍的に増加しており、これほどの利益を簡単にあげて損失を取り戻せるなら、最初から大儲けできているはずです。

現実的に見て資産の5%以内の損失で収めることが前提となり、中でも損切りは2%前後が理想とされています。損失を出さないことよりも、投資活動を長く続けるための視点に切り替えて、うまく損切りと付き合っていきましょう。次は、多くの個人投資家が目標とする有名な投資家をご紹介します。

【株の成功者】3人の有名個人投資家

個人投資家になるからには、もちろん成功したいですよね。ここでは、株で大成功を収めた有名個人投資家をご紹介します。日本中の個人投資家が目標とする彼らを知ることは、株式投資におけるバイブルと言っても過言ではありません。

そーせいグループの筆頭株主「五味大輔」

五味大輔氏は、そーせいグループの筆頭株主であることで有名な個人投資家です。

中学生という早い段階から株式投資を始め、学生時代には100万円の投資資金で6,000万円稼いだそうです。ゲーム関連銘柄が好きでミクシィやガンホー株で大きく資産を伸ばし、2015年には資産200億円を突破しました。

主な取引手法は、長期投資で現物取引のみ。投資に充てる時間は、1日に10~20分。
自分の身の回りで良い製品・サービスを見つけた時にその企業の中長期計画を確認し、計画の信頼性を見極めるそうです。

また、投資判断を間違ったときは早めに損切りするスタイルですが、億超えの資金を投入していることもあり、出来高が少なかったり株価の下落に繋がりそうな場合は、塩漬けすることもあると言います。

五味氏の保有する銘柄は、五味氏銘柄として人気があり、他の個人投資家が後追いすることもあるので是非知っておきたい有名投資家です。

五味大輔氏の保有銘柄一覧

2018年3月時点で、五味大輔氏が大株主トップ10に記載されている保有銘柄一覧です。

証券コード 銘柄名 保有株数 保有割合
2120 LIFULL 2,700,000 2.2%
2410 キャリアデザイン 150,000 2.1%
3182 オイシックス・ラ・大地 200,000 2.4%
3652 DMP 130,000 4.6%
3723 日本ファルコム 480,000 4.6%
4235 UファブリクスHD 500,000 7.3%
4565 そーせいグループ 1,190,000 6.2%
6050 イー・ガーディアン 400,000 3.8%
6069 トレンダーズ 100,000 2.6%
7600 日本エムディエム 300,000 1.1%
7774 JPNテイッシュE 370,000 0.9%
7829 サマンサタバサ 1,190,000 3.3%

16分で20億稼いだ天才投資家「小手川隆(BNF)」

小手川隆氏、通称「BNF」は、ジェイコム株大量誤発注事件で20億円を稼いだ「ジェイコム男」として多くのメディアに取り上げられた有名投資家です。

ジェイコム株大量誤発注事件とは、2005年12月8日、新規上場したジェイコム(現・ライク)の株取引において、みずほ証券が「61万円1株売り」と注文すべきところを「1円61万株売り」と誤注文し、株式市場を混乱させた事件です。

一見、誤注文で運良く儲けただけと思うかもしれません。しかし、小手川氏は大学時代にアルバイトで貯めた160万円を元に株式投資を始め、5年間で資産を80億円にまで増やした天才投資家です。さらに、2008年末には資産200億円を超え、投資額があまりに大規模であることから、今では不動産投資も手掛けているそうです。

取引手法は、主に短期の逆張りでスイングトレード。信用取引は行わず現物取引のみ。
流動性、25日移動平均線からの乖離率、ボリンシャーバンドを主軸にテクニカル分析で銘柄を選定し、株価の動きや法則性から構築した独自の理論を元に判断を下しているそうです。

投資界隈では神格化されている小手川隆氏(BNF)。日本中の個人投資家が憧れる天才トレーダーであることは間違いありません。

小手川隆氏(BNF)の保有銘柄一覧

2018年3月時点で、小手川隆氏が大株主トップ10に記載されている保有銘柄一覧です。

証券コード 銘柄名 保有株数 保有割合
7215 ファルテック 210,000 2.2%
8585 オリエントコーポレーション 25,920,000 1.5%

王道な投資手法で資産2万倍増「片山晃(五月)」

片山晃氏は、ファンダメンタル分析を重視した王道な手法で、65万円の資金を156億円にまで増加させた有名投資家です。

投資がテーマのテレビドラマ「ビッグマネー」を見て投資に興味を持ち、2005年資金65万円で投資をスタート。初期の頃はデイトレードを行い、一時資産が1,300万円まで増加、2008年のリーマンショック後から中長期投資に転換しました。また、2014年7月にはシリウスパートナーズを設立し、現在は未上場ベンチャーへの投資も手掛けています。

前述したように、片山氏の投資手法はファンダメンタル重視の王道スタイル。上場企業の決算内容をまとめた書類「決算短信」を元に、業績や成長性を調べ尽くすそうです。特に、売上高と営業利益に注目し、今後の業績がどうなるかを推測することが大切だと述べています。

細かい変化や将来の推測を重視したこの方法で、2013年~2014年にかけて株価約10倍の急騰を見せた銘柄「ファンコミュニケーションズ(2461)」を発掘しており、片山氏は大きく資産を伸ばしました。

ファンダメンタルを重視した王道な投資スタイルで、資産2万倍増加を達成した片山晃氏。個人投資家が最も目標とすべき投資家かもしれません。

片山晃(五月)の保有銘柄一覧

2018年3月時点で、片山晃氏が大株主トップ10に記載されている保有銘柄一覧です。

証券コード 銘柄名 保有株数 保有割合
3926 オープンドア 550,000 1.7%
3985 テモナ 110,000 0.8%
4382 HEROZ 30,000 1.0%

まとめ

ここまで、個人投資家についての基本的な情報から、メリットやデメリット、多くの人が目標とする有名個人投資家をご紹介しました。

株式投資は、リスク管理さえ間違わなければ借金を抱えることもなく、誰でも少額から始められる投資です。労働による所得・投資による不労所得の2本柱で生活を支えることで、株式投資のデメリットを軽減しつつ、多くのメリットが受けられます

株式投資で儲けるコツは一発逆転ではなく、どれだけ長く投資を続けられるかです。損失を最小限に抑えられる「失敗しても大丈夫な投資家」を目指し、目標とする投資家に近づきましょう。

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